朝日新聞社説”風”にいろいろと書いてみる


週末は初代、エース、ミセたがりと渋谷で麻雀をした。さて、最近渋谷に行くと必ずと言っていいほど、黒い街宣車を目にする。北朝鮮の核実験の影響なのだろう。「日本も軍隊を持つべきだ」という論調はネットやワイドショーなどでもよく聞くようになった。しかしちょっと待って欲しい。日本には既に読売巨人軍があるではないか。既に軍を持っている我が国において更に高まる右曲がりの国防論。軍靴の音が不気味に聞こえてくるではないか。


研究で使用しているノートPCの動作が不安定で仕事にならない。今月中に新しいマシンを導入したい。しかしちょっと待って欲しい。今使っているPCが不安定だからといってすぐ新しいマシンを買うというのはいかがなものか。我が国では「今」あるPCの不具合よりずっと大切な、過去の歴史精算や靖国参拝などの問題があるはずである。何でも個人の自由を謳って新しいものにすればいいというわけではないだろう。 そういうところから、この国の道徳は壊れていくのかもしれない。


COMITIAの開催日が近付いて来た。そこで、去年ネームと思考の整理のために作った『essential of NETA(B6ノート、2冊)』を読み返そうと思ったのだが、何処を探しても見つからない。ゴミと一緒に捨てたのかなぁ。しかしちょっと待って欲しい。過去の記録を何でもゴミのように捨ててしまうのはいかがなものか。靖国問題や過去の植民地支配の精算といった問題から眼をそらしがちな性質の改善は、日本が真にアジアの一員となるためには避けては通れないのではないだろうか。


季節の変わり目でやはりいつもの如く今年もこの時期は喘息気味である。何度か友人にカラオケに誘われたのだがこの体調なので不本意にも断らざるをえなかった。そして、カラオケボックスで歌われる曲のランキングに最近「君が代」がランクインしているのだと、カラオケから戻ってきた友人に聞いた。しかしちょっと待って欲しい。日本の、国歌であるとさえ国民には認められていない天皇を称えるあの歌が、カラオケという市民の娯楽の場で大きな存在感を得てきている現状はいかがなものか。それが国歌だから、伝統だから、その成り立ちを深く考えることなく天皇を称える歌が市民の生活の場で歌われる。そんなカラオケボックスの閉鎖性、前時代性にかすかに軍靴の音を聞いたような気がする、そんな一場面であった。


少し前に「好きなスポーツ選手は?」と聞かれて「亀田三兄弟!」と答えるギャグが流行っていたが、最近は彼らの話題をとんと聞かなくなった。あの”八百長”疑惑からこちら、叩くだけ叩いたマスコミが飽きてしまったのだろう。しかしちょっと待って欲しい。八百長が、工作が、と言っているが、そういう裏工作も含めてボクシングというショーにおける実力だと言えるのではないだろうか。そういうことも含めて亀田は実力で勝ったのだ。そのことに目を向けずに工作員が、拉致が、と騒ぎ立てる現政権の姿勢には他者の痛みを思いやる想像力の欠如を感じずにはいられない。隣り合う両国の友好と平和のためにたかが数十人の工作員や百人、二百人の行方不明者がどれほどの障害だというのか。きちんとした戦後補償がなされれば「お釣」にもならない小さな問題ではないか。

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