竜宮城(餌場)は二つあった

日記

東京大学大気海洋研究所に所属されている畑瀬英男さんの『竜宮城は二つあった: ウミガメの回遊行動と生活史の多型 』(東海大学出版部)出版記念トークショーを池袋のジュンク堂に聴きに行ってきました。『竜宮城は二つあった』は東海大学出版部が出している「フィールドの生物学」シリーズの22冊目で、ウミガメの餌場である「竜宮城」を追い求めてきた研究者が自らの研究の軌跡を綴った本です。四六時中ウミガメのことばかり考えて生きてこられた方の20年分の研究成果を90分に濃縮したとても贅沢な講義(トークショー)でした。


ウミガメの同一個体群における生活史多型を卵の安定同位体分析(そのカメが何を食べていたかがわかる)と衛星による追跡で詰めていくという大変な仕事にはひたすら頭が下がります。竜宮城(餌場)が二つある理由、それが遺伝的多型によるものか、表現型可塑性によるものか、はたまたーーというところで、「今後の研究に期待!」となるわけですが、そこまであっと言う間の90分でした。東大海洋研は昔所属していた研究室と組織が近いということもあり、今回のトークショーは学生時代に出ていたゼミを彷彿とさせ、なんだか懐かしさを感じる時間でもありました。
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