睡眠時無呼吸症候群

たまに、睡眠中に呼吸が出来なくなる。今日もそうで、苦しさの中でやっとの事で目を覚まし、それ以降朝まで起きていた。いわゆる睡眠時無呼吸症というやつなのだろう。特にそれがレム睡眠時だと、自分の呼吸が止まっているのを夢現に自覚しながら、それでも何故か空気を吸えない地獄の苦しみを、もどかしさと焦りの中で味わうはめになる。

脳は起きていて呼吸の必要性を必死に訴えているのだが、体は寝ているので指一本も動かせないし、横隔膜はぴくりともしない。認知神経細胞の中の僕は苦しさで顔面蒼白になりながら、体が目覚めるまで喉元を押さえて転げまわる事になる。
いってみれば、肺の中の空気を全て吐き出した状態で、海中に放り出されたようなものだ。海面に浮上(体が覚醒)するまで、思考は疾走(脳は覚醒している)すれども、空気は絶対に吸えない。

まさに地獄である。

やっとの思いで体を覚醒させ、布団の上に胡坐をかいて一段落してから、これが世間で所謂「金縛り」と呼ばれているんじゃないかと思った。

父親が一晩に10回くらい呼吸が止まっているのを僕は知ってはいたが……困ったものだ。

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